クイーン情報 2024年11月25日

大島つむぎコレクション2024東京 出務御報告 / 瀬戸愛麗

皆様こんにちは。

2024年本場大島紬クイーンの瀬戸愛麗です。

11月15日(金)~11月17日(日)に開催されました、「大島紬コレクション 東京」へ参加させていただきました。

このコレクションは、本場奄美大島紬協同組合、本場大島紬織物協同組合、藤絹商工協同組合による合同企画展であり、新作の大島紬発表や製造工程実演・体験、即売会等がございました。

大島紬をお召しになられた方も多くご来場下さり、大島紬に溢れる3日間となりました。

ご案内させていただく際に、着用している大島紬をお褒めいただいたり、写真を撮りたいとお声がけ頂いたり、ご自分の召されている大島紬のお話を伺ったりし、皆様の大島紬に対する想いの強さを感じました。

16日、17日に行われた特別トークショーも大盛況でございました。

マドモワゼル・ユリアさんは、「私らしい大島紬の着こなし術」というテーマでお話頂きました。

ご自身も普段からお着物を着られるということで、コーディネートなど大島紬に絡めた素敵なお話で、皆様とても楽しんでいただけたようでした。

山種美術館 館長 山崎妙子さんと着物スタイリストの大川枝里子さんは、「大島紬で日本美術鑑賞に行こう」というテーマで、お話頂きました。

着物で楽しめる美術館作りのお話や、絵画に合わせて大島紬のコーディネートをしていただき、粋な心意気や紬の色合わせ、小物合わせに感服致しました。

製造工程体験では、皆さん職人の方のお話を熱心に聞かれ、いくつもの質問をされていて、「何度聞いても難しい工程だけれど、詳しく教えて貰えて、目の前で織る所を見れてよかった」というお声も聞こえてまいりました。

また、職人の方々とお話する中で、「絶対持ってない大島紬を作りたい」「この素晴らしいものをもっと知ってもらいたいね」など皆様の熱い思い、大島愛をとても感じました。

ご来場頂いた皆様がお帰りの際に、「大島紬が沢山見れて良かった」「大島紬について色々知ることが出来た」「私もこういう風に大島紬を着てみたい」「大島紬をこうやって感じられて楽しめる機会がもっと欲しい」「来てよかった」と声を掛けて下さり、大島紬に関わる1人として、とても嬉しく感じると共に、身の引き締まる思いとなりました。

この3日間で、普段より密に大島紬、また大島紬愛溢れる方々と関わり、”大島紬をPRするために自分に出来ることはなにか”、”良さをもっと知ってもらうためには、身近に感じてもらうためには何が出来るか”を改めて考えさせられました。

多くの人を魅了する大島紬の素晴らしさがさらに伝わり、皆様の愛や想いが紡がれていくことを切に願っています。

3日間、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。


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